歯に関する様々な施術に関して知って、健康と美しさを手に入れよう

被災地と歯科

女子の口元

被災地では水が足りない、口腔ケア用品を失ってしまった、などの原因で、口腔ケアが不十分になります。 これは特に阪神淡路大震災の時には大きな問題になったことで、そのために高齢者の誤嚥性肺炎が増えたと言われています。 誤嚥性肺炎というのは、飲み込んだものが誤って肺に入ってしまい、炎症を起こすことです。それだけではなく、細菌やウィルス性の誤嚥性肺炎もあり、これは口腔内の細菌が肺に侵入してしまうことで、炎症を引き起こします。 被災地では歯磨きが十分に出来ない、何日もそのまま同じ入れ歯を使い続ける、などの状態に陥ったために、この誤嚥性肺炎にかかる人が増えたと言われています。 これに対して、歯科関係者が中心に正しい指導を行うことで、その後の災害時の被害率を下げたという報告もあります。被災者にとって歯科医は必要な存在です。

物を食べるのに大きく貢献しているのが、歯で噛むという行為です。 歯で噛むことは当たり前のように思われていますが、高齢になると虫歯や歯周病などが原因で歯の本数が減っていきます。今では8020(ハチマルニイマル)運動という、80歳で20本健全な歯を残すという取り組みがありますが、実際に80歳で20本全て健康な状態の歯が残っている人は少ないでしょう。 自力での歯磨きでは、どうしても歯石を完全に除去することが出来ません。これには歯科の力が必要です。実際、歯石とりをしっかり指導するようになったら、口内疾患が減ったという歯科医もいます。 歯が残っていることで、噛み合わせがしっかりとして健康的な生活が保てるようになります。